茶筅雛と芥子雛

昨日は茶道のお稽古の日でした。

先生のご自宅に伺うと、床の間にはこんな設えが・・・

こちらは「茶筅雛」といって、茶道で使う茶筅に帛紗を巻いて
お雛様に見立てたものだそうです。茶道らしくて素敵です。
ちゃんと男雛の茶筅が女雛より大きいですね。
先生のご自宅では関西風の飾付けで向かって右が男雛だそうです。
関東だと逆になります。

そしてこちらは、お玄関に飾られた、小さな小さな芥子雛。
親指の半分くらいの大きさです。
江戸時代、このような小さなお雛様や玩具を作ることが盛んだったようです。
「小さく、可愛らしいもの」を愛でる文化が日本にはあるのですね。

ゆったりと、お茶とお菓子をいただき幸せでした。