2019年冬のバラさん

今年は1年間、天候が荒れてバラさんにとっても過酷な年でした。
やはり昨年に比べると、花も減り、病気もたくさん出てしまいました。
が、それでも頑張って1年咲いてくれたことに感謝です。
中でも、アンブリッジローズ!
すっかり復活して、この秋、冬もちゃんときれいに咲いてくれました。

 

アンブリッジローズ 真夏は花弁がぐっと少なかったけど
冬はこんなに重なります。

ジュードジオブスキュアーです。甘酸っぱいフルーツのような香り。
大好きなバラさん。1輪部屋にあるだけで、室内は甘い香りで幸せな気持ちに。

マドモアゼルフランチェスカ・クリューガー
カスタードクリームにアプリコットがさします。
こちらは11月の画像です。クラシカルできれいです。咲き進むと
花弁が多くクシュクシュになり、それも可愛いです。

ガブリエルです。
グレーがかった薄紫から白のグラデーション。
こちらも11月の画像。

コーネリア 寒くなると、色がぐっと深まります。


今年見納めのバラさんたちでした。

竹の花入れ

庭の菊がたくさん咲きました。

竹の花入れに入れてみました。


もう少し、花数を減らしたほうが良かったかな・・・と思います。
オタフクナンテンは、あんまり普通は入れない植物と思うのですが
なにかきれいに見えたので照葉を1枚だけ。
花の入れ方は今一つですが、竹の花入れは、やっぱり趣があって
良いなあ、と思います。
 

新作のしばわんこでは、日々の庭の植物のこと、茶道のお稽古を通じ
すてきだな、と気付いたことなどを
「12か月のおもてなし」の絵本にして
楽しくお届け出来たらな、と思って描いています。
本当いうと
現実の私は、さっぱり「もてなし上手」ではないのですが、
そこは本の中で、しばわんこたちにお願いしようと思っています。








11月 炉開き

11月になると、風炉から炉に変ります。
「炉開き」です。「茶人の正月」ともいわれます。

茶道では「炭手前」があり、お客様の前で炭を入れる所作を学びます。今の暮らしで、炭を使って火をおこす、ということは普通はないことと思います。茶道ならではの醍醐味と思います。
こちらは、「下火」を入れたところ。これにさらに大きな炉の炭をついでいきます。

炭は橡などの茶道専用につくられた炭を用います。これを火箸で掴んで美しく入れるのですが、箸使いが難しく・・・しっかり持たないと落としてしまうのです。
炉の炭は大きく、重いのです。
白鳥の香合の中には練香が入っていて、炉の中に入れ薫らせます。お香も風炉は爽やかな香りの香木、炉は深みのある練香、というように季節で変わります。


こちらの白く細い炭は枝炭といいます。しっかりつかむのは難しいです。

釜をかけました。練香の香りがゆっくり漂ってきます。
冬の午後の日差しは室内に長く入り、木々の影を畳にゆらゆらと作ります。


赤々と燃え盛っている炉の中です。
冬の茶室の美しい景色です。


10月のバラ

ようやく穏やかな気候になってきました。
先日の台風と大雨で私の友人も数人被害を受けた方がいて、
心配しました。千葉の友人のお店に少しばかりお手伝いに
伺ったのですが、友人のお友達が次から次にたくさん応援にいらして、とても暖かい気持ちになりました。

庭のバラさんも咲きはじめました。
この夏はハダニとカイガラムシに悩まされ、
歯ブラシで地道に取り除く、ということを繰り返し
ました( ;∀;)
でも秋のバラはやっぱり美しいです!

10月も今日で終わりですね。
穏やかな気候が続きますように!


秋の茶室

先日の茶道のお軸は「和楽」でした。
先生のご結婚のお祝いに当時の恩師に書いていただいた色紙だそうです。

絵のような文字ですが、この文字は「金文」きんぶんといって、
古代中国の青銅器に彫られた書体だそうです。
「和」の偏は神の依り代になる竿を意味し、神前において誓約される
「和戦」の意味ということだそうです。
「楽」は「神楽」に用いられる「鈴」の形によるものだとか。
神前で和平の契約を交わし、お酒を酌み交わし、両手に鈴を持ち
舞い踊った古代の人々を思い浮かべてしまいました。
先生の落ち着いた声を聞くと、気持ちもなだらかになっていきます。
お花は秋明菊と矢筈薄です。まだつぼみです。
今年は我が家の庭も秋明菊がまだ咲きません。遅れている感じです。

こちらは昨年の秋の写真です。先生にいただいた、ホトトギスを
ススキと一緒に籠に入れました。
籠にお花を入れるのは、茶道では風炉の季節の10月までと決められています。
いろいろな決まりがあるのですが、茫洋としてしまう世界に
きっかり区切りをつけることは、心地よかったりします。