いずれあやめかかきつばた

6月も後半です。
今日は降ってきそうで降ってこない曇り空です。

先日地元の公園の「しょうぶ・あじさい祭り」を見に行きました。
「祭り」といっても幟が立っているだけで、平日の夕方、人出も少ないので
のんびりできました。
しばわんこたちのようにお舟に乗って、というわけにはいきませんでしたが、
とりどりの色鮮やかな花々が美しく、うっとり。

あやめ、燕子花(かきつばた)、花菖蒲の違い、割と難しいですね。
5月の丹後の節句に、軒先に飾ったり、菖蒲湯としてお風呂にいれたりする
薬草の菖蒲は、サトイモ科の菖蒲です。
花は地味で目立ちませんが、香りがとても強く薬効があります。
そして今ごろきれいに咲くのはアヤメ科の「花菖蒲」で種類が全く
違うのだそうです。なので、菖蒲と花菖蒲の違いはよくわかるのですが、
「花菖蒲」と「燕子花」と「あやめ」の区別を説明するのはなかなか難しいです。
「あやめ」は乾いた場所に咲きます。
「花菖蒲」と「燕子花」は湿地に咲きます。
しかし「花菖蒲」と「燕子花」もアヤメ科アヤメ属なので総称として
3つを「あやめ」と呼んだりするのでややこしくなります。
「燕子花」は主に色が紫で、前面に垂れ下がった花弁に主に白い斑があるのが
特徴だそうです。
「花菖蒲」は種類、色がとても豊富で、花びらに黄色の斑紋があるそうです。
なので画像は「花菖蒲」と思われます💦
言葉で書くとすごくややこしいのですが、お花をずっとみていると、
種類がわかってきますよ。私は華やかなのが花菖蒲、すっきり凛としているのが
燕子花となんとなく感じています。



花菖蒲は水辺に舞い降りた鳥のようにも見えます。




日ごと深まっていく木々の緑・・・