茶箱の点前

昨日は茶道のお稽古でした。

七夕に近いので、「天心」の色紙です。天心とは天帝(中国における最高の天上の神)の心、ということだそうです。牽牛と織女は自分たちのなすべき仕事を
おろそかにしたことで、天帝の怒りを買ってしまったのでした💦

お花はヒメヒオウギズイセンとギボウシ、先生のお庭に群生しているお花だそうです。
ヒオウギの炎のような朱色が美しいです。名前はスイセンとついていますが
調べると「アヤメ科」そして、ギボウシはユリ科です。淡い藤色ですね。
炎と水のような組み合わせが美しいと思いました。

こちらは茶箱の「月」のお稽古をしている私です。
7月に入ったので薄物(絹紅梅)の着物を着ました。

いつもはお点前中は、写真を撮ることはめったにないのですが、
お稽古でご一緒の翻訳家のおびかゆうこさんが、今回
写真を撮って下さいました。ありがとうございます!


お道具を仕込んだ箱を運び、点前中次々と箱からお道具を取りだしお茶を点てます。
釜は使わず、鉄瓶でお茶を点てます。お道具は小さな箱に全部入るように
全て小さい作りで、とても可愛いです。
お茶が点て終わると、お道具を最初のように次々と箱の中にしまっていくのですが、それがなにか気持ちよく、達成感がある楽しいお点前です。
茶箱があると、持ち運べるのでいろんな場所でお茶を点てることが出来ますね。