森山暁子さんの「写楽はいかが?」

以前にもご紹介させていただいた、歌舞伎、浮世絵を中心とする江戸文化研究家の
森山暁子さんの浮世絵ナイト「写楽はいかが?」と題する講座に伺いました。
森山さんは私が通っている茶道の社中でご一緒なのです。

会場は銀座シックス!
店舗の入っているところではなく、ビルのオフィス内にあるということ・・・
賑やかな店舗から一転、しんと静まるオフィスの広大な空間へ。
ご一緒した、やはり同じ茶道の社中のお仲間で翻訳家の
おびかゆうこさんと、迷いながらも無事たどりつくと、
そこは思いがけず、すてきな空間が広がっていました!

ラウンジにいたるまでのアプローチには北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が
大きなしぶきを上げてお出迎え!

ゆったりした座り心地良い椅子でくつろげる、広々とした落ち着いたラウンジでした。

写楽について、森山さんの軽快な解説が始まりました。
事前にお勉強もしていなかった💦私ですが、
わずか10か月の活動期間後、忽然と姿を消した謎の絵師、
写楽はいったい何者か?というミステリーがテーマではなく、
写楽独特の絵の表現についてフォーカスしたお話が主で
絵描きの私としては、とても興味深かったです。
森山さんの向かって右手に大きなスクリーンが映しだされ、
時に細部をアップしたり、画像を並べて比べたりして解説されます。
デフォルメされた「手」の表現のことなど興味深かったです。

森山さんとおびかさんです。
この日は台風の影響で大雨が降ったり止んだりの落ち着かない日でしたが
森山さんはいつものすてきなお着物姿・・・
そして会場のお客様も、和服の方が数人いらっしゃいました。さすが!

次回は9月12日木曜
「いざ、江戸のお月見へ」
楽しそうですね。
皆様も是非!申し込みはこちらだそうですよ。

終了後、おびかさんと、なぜかパクチー専門店で
ゆうごはんをいただき帰路につきました。美味しかったです(^▽^)/