パリさんは17歳の頃、甲状腺機能亢進症という病気になりました。
幸いとても良い獣医さんに出会い、回復したのですが、一時はどうなるかと
思いました。
一番元気なころのパリさんです。このころ住んでいたところは、車通りもほとんどなく、パリさんはときどき庭に出ていました。でも病気になり外出は一切禁止。薬のせいもあってか、本人も寝てばかりになってしまいました。
もう一匹子猫がいれば、パリさんにも刺激になるかなと思うようになりました。でも
17歳の初老の猫が子猫を受け入れてくれるか心配でした。
うちに来たばかりのはなちゃんです。2か月のメインクーンです。
三毛の長毛の女の子です。
先住猫のパリさんとはたしてうまくやっていってくれるのか
心配でした。
しかしこの可憐な外見と違って、はなちゃんは猪突猛進型の子猫でした。
パリさんはやっぱりはなちゃんを思いっ切り避けていましたが、
はなちゃんは
なんとかパリさんに甘えようとしました。
パリさんが寝ているすきにこっそり近付き隣で寝ます。
パリさんは気付くとぎょっとして逃げていきました。
常にパリさんは距離をとっていましたが、はなちゃんは全く動じません。
小さかったはなちゃんはいつのまにかパリさんを追い越して大きくなりました。
相変わらず少しの距離はあるのですがたまにいさかいがあるものの
激しい喧嘩もなく、そこそこ平和に共生してくれました。
みけにゃんこたち、不定期に続きます