シジュウカラさん、居心地は?

家人が自分の部屋の前のウッドデッキにも餌場を設置しました。
100円ショップで購入したプラスティックのザルをくくりつけただけ、という
いたってシンプルなものですが、当人によると、ひまわりの種がこぼれないほどのザル目で内部に雨水がたまらず、掃除しやすくほどよいサイズである、という細部に気を配ったチョイスだそうです。(おしゃれ感はゼロです)
設置当初は警戒してちっともこなかったのですが2週間ほど待つと・・・

ツガイのシジュウカラさんがやってくるようになりました。

ちなみに胸のネクタイの太い方がオスです。

窓の近くに人が寄ると、最初はすぐ逃げてしまいましたが、
だんだん逃げなくなり、ひまわりをときどき入れ忘れると
ツピっと強く啼いてしっかり要求するようになりました。

とうとうザルに入ってパクパク。

初めのころは、ひまわりをついばんだら、
すぐ隣の梅の木にぱっと移動していたのですが、
最近は、このザルに止まったまま、2,3分ぼーっとしてることもあるそうです。
(私も目撃しましたが、3分ほど佇んでいました)
人間の大人がぼーっとしていると、5歳児に叱られてしまう今日この頃ですが、
窓のそばでシジュウカラさんがぼーっとしてくれるのはちょっと嬉しいです。
もう春なのでひまわりも今週でおしまいにします。
これから巣作りの季節、
大忙しになるシジュウカラさんご夫妻です。

しばわんこ40刷!

「しばわんこの和のこころ」が40刷になりました!

先週とどいた重版見本です。
平成14年初版から17年、本当に長い間版を重ねることが出来ました。
皆様に感謝申し上げます。
17年前、敬愛する田辺聖子先生に、帯を書いていただいたときは
喜びで部屋を走り回ってしまった思い出があります。
田辺先生のお言葉はそのままの帯で、とっても嬉しいです。
「平成」から新しい元号に変るのももうすぐ。
本当に、穏やかな時代になることを願っています。
そしてそんな願いを込め、日々の生活を送りながら
絵本を作っていきたいと思っています。

お彼岸

お墓参りに行ってきました。
とても良いお天気でした。早咲きの濃いピンクの桜が
並木に咲いていました。(河津桜かな?)

この3年で、実父と義父母が相次いで旅立ちました。

一緒に暮らした月日の分、いろんな思い出がありました。
でも、旅立った魂たちは、あらゆることから解き放たれて
自由になっているのだと思います。
「また来るからね」と言って帰りました。

ふくろう展に参加します

猫版画家の大野隆司さんからのお誘いで
柏のハックルベリーブックスさんで4月21日より開催される
「ふくろう」展」に参加いたします。


ハックルベリーブックスさんのお店番ふくろうのふーちゃんに
ちなんだふくろう展。
私も何度かふーちゃんにお目にかかったことがあります。
私は、ふくろうって猫に似ているなあと、とかねがね思っていて、
そこから浮かんできたイメージを絵にしてみました。
タイトルは「森の妖精」です。
是非いらしてくださいね!

みけにゃんこたち パリさんとはなちゃん

そこそこ平和、といってもやはり子猫はなちゃんにパリさんは少々翻弄されました。

はなちゃんはパリさんからパンチをくらっても、めげません。
懲りずにパリさんにまとわりつきます。

本棚に避難したパリさん。

怖いもの知らずのはなちゃんです。

そんな2匹を見ていて思いついたのが、当時月刊MOE
連載中のしばわんこの場面です。
「節分」についてお話を考えていたのですが、パリさんを翻弄するはなちゃんが
「福鬼」のキャラクターとしてパッと浮かんできました。

「春の朧に鬼は外?」という鬼のお話は、私の「鬼」についての思い入れを
たっぷり書いてしまって、ちょっと重いかなと思ったのですが、
この福鬼ちゃんが出てきてくれたおかげで、明るさが生まれました。

私としては、この福鬼ちゃんのキャラクターが、とても気に入っております(^^♪
パリさんとはなちゃん、ありがとう!