白い彼岸花とダリア

白い彼岸花が咲きました。

ご近所の、もう数年前に亡くなられた方からいただいたものです。
とても明るくてご親切で、良く道でお会いするとお喋りしていました。
当時介護で四苦八苦していた私にやさしい言葉をかけて下さって
心がなぐさめられました。
とてもお元気だったのに、急なご病気で旅立たれてしまったのでした。
お別れの時は白と銀のドレスをお召しになっていたと思います。
本当にきれいでした。


赤い彼岸花は、暗がりで見ると、ちょっと妖しく情念を感じてしまいますが
白い彼岸花は、涼やかな佇まいです。
懐かしい方を思いだします。


茶道の先生からダリアをいただき、白い彼岸花と一緒に生けてみました。
ダリアはお友達の長野の畑から届いたものだそうです。
マゼンダピンクでとてもきれいです。
チェリーセージ、カラミンサも添えて。彼岸花のしべが白孔雀の羽のよう!

とても華やかになりました。

リンネルで紹介されました!

リンネル11月号(宝島社)
「愛しの柴犬」のコーナーで
「しばわんこと楽しく学ぼう 和のせいかつ」を
紹介していただきました。

可愛い柴犬たちがたくさん!
柴犬基本のQ&Aや
保護犬についてのコラムも載っていますよ。


しばわん新作と個展の準備

しばわんこの新作を描いています。
久しぶりですが、また楽しく描きたいと思っています。
今回はしばらくご無沙汰だった登場人物達にも出てもらうことにしました。

しばわんこ、姉さん被りをきりりとしめ、張り切っております!


そして!来春には個展を予定しており、その準備もそろそろ
始めました。そんなわけで最近ホームページの更新が
遅れております。載せたいことはたくさんあるのですが、なかなか💦
新作のこと、個展のこと、いろいろ決まりましたら、またご報告しますね。
どうぞよろしくお願いいたします!

母の誕生日と口腔ケア

台風の大きな被害を受けた地域の方、お見舞い申し上げます。
報道で各地の大変な様子を拝見し、その辛さはいかばかりかと
思います。そして私はやっぱり老人ホームや病院などの施設の様子に
特に注視し、心配してしまいます。。
311の時、私は老人ホームの両親のところにいました。
当時元気だった父だけが携帯ラジオをもっており、停電中の情報をなんとか
聞き取っていました。しだいに日が暮れ暗くなっていく中、老人ホームや病院などで
電気が使えないのは本当に大変なことだと実感しました。
何とか早く復旧させることができますように。

昨日の9月11日は母の93歳の誕生日でした。スタッフの方から
お花と可愛いカードをいただきました。ありがとうございます!
両親の写真を出すにあたって、画像の加工というものを初めてトライしてみました。
もうちょっと良い方法がないものかこれから勉強してみます💦
さて
父が亡くなり、今私は食事の介助にお昼に毎週母のところに通っているのですが、
実は母は4年前の誤嚥性肺炎で入院したとき胃ろうの設置をしました。
胃ろうならば、全く口から食事がとれないのでは?というと(場合によっては)
そうではありません。
ホームのスタッフさんが、退院してきた母の様子をご覧になって、
「Hさんはまだ口から食べられますよ」と言っていただいたのです。
胃ろうにすると、栄養はとれるのですが、口や食道の機能が衰えてしまいます。
少しずつ口から食べさせ、安全を十分確認しお医者様の確認も得た上で、
朝のみ胃ろうにし、
昼と夜は口からとろみをつけたソフト食をとることになりました。
(現在は昼のみ口から食事です)
しかし、重い認知症になると、食事中にも傾眠がちになり、嚥下機能も衰え
なかなか食べさせるのが難しいのです。
そこで私が実践しているのが、口腔ケアをしながら食事させることです。


こちらは口腔ケア用のスポンジです。ドラッグストアなどで購入できます。
父が入院していたころ、毎日口腔ケアに通っていてこのスポンジを使っていました。
(口の中を清潔にしていないと、肺炎をおこしてしまうからです)
声かけしても、すぐ眠ってしまい、なかなか食べてくれない母に、なんとか食べさせることができないかと考え、このスポンジで口の中をマッサージして口腔内に
適度な刺激を隈なく与えて、覚醒を促し食べさせる、ということをやってみました。
(同じホームに入所されていたご家族の方が、胃ろうのお母様のために
毎日口腔ケアをされていたのを拝見し、お話を伺い参考にさせていただきました。)
そうすると動かなかった口の筋肉が動き、食物をため込んで飲み込めない母が
「ごっくん」を成功させることが増えました。
食べ物を咀嚼し嚥下する、といった機能は当たり前すぎて意識もしていなかったですが
ものすごく大事な機能だったということが両親のケアでわかったことでした。
母が「ごっくん」をしてくれると本当に嬉しいです。
昨日のお昼が終わり、帰り際、「今日はソフトクリームのおやつですよ」とヘルパーさん。ソフトクリーム!それは素晴らしい・・・食べさせたい!
「ソフトクリームにとろみをつけてみますね。」と言って下さいました。有り難いです・・・おやつ、食べられたかな?



おばあちゃん、ぼくにできることある?

8月は茶道も夏休みだったのですが、先日から開始!
一緒にお稽古している、翻訳家のおびかゆうこさんから、新しく出版された
絵本をいただきました。

「おばあちゃん、ぼくにできることある?」
ジェシカ・シェパード作
おびかゆうこ訳
偕成社刊

仲良しの大好きなおばあちゃんが、このところ、いろんなことを忘れてしまいます。
やがておばあちゃんは介護施設へ引っ越します。
でも主人公の男の子は変らずおばあちゃんが大好きで、なにか自分でも
できることがあるかと、いっしょうけんめい考え、おばあちゃんのそばにいます。
可愛らしい絵で、とっても暖かい絵本です。
作者の方は、実際に介護施設で働いたご経験がある方だそうです。
巻末には、認知症について、お子さん向けの解説も入っています。
認知症についてなじみのない大人の方にもわかりやすいと思います。

実は私の母も認知症で長く介護施設でお世話になっていて、今も私は
毎週通っています。(お昼に食事介助に行くのです。)
毎日母のケアをしていただくスタッフさんには、本当に心からの感謝と尊敬と
親しみを抱いています。(なんといっても8年通っていますから)
この絵本には施設(おばあちゃんのあたらしいおうち)のことが男の子の
眼を通して描かれています。おばあちゃんの部屋があって、みんなの居間や食堂があって、スタッフさんがこんなふうにおばあちゃんをみてくれて、おばあちゃんには
おともだちもいて・・・みんなで助け合って暮らしているんですね。
そんな様子がふわんとした絵で描かれています。そんな絵本はもしかしたら
あんまりなかったかも、と思います。
おびかさんはご自分でこの本の翻訳をしたい!と企画されたそうです。
そして、「認知症をこどもにとって身近なものにしたい」という作者の思いから
この本は生まれたそうです。
この絵本のぼうやが「おばあちゃんのあたらしいおうち」と言ってくれているのが
嬉しいです。
私も「施設」と言わず「ホーム」と呼んでいるからです。
おびかさん、ありがとうございました!