10月のバラ

ようやく穏やかな気候になってきました。
先日の台風と大雨で私の友人も数人被害を受けた方がいて、
心配しました。千葉の友人のお店に少しばかりお手伝いに
伺ったのですが、友人のお友達が次から次にたくさん応援にいらして、とても暖かい気持ちになりました。

庭のバラさんも咲きはじめました。
この夏はハダニとカイガラムシに悩まされ、
歯ブラシで地道に取り除く、ということを繰り返し
ました( ;∀;)
でも秋のバラはやっぱり美しいです!

10月も今日で終わりですね。
穏やかな気候が続きますように!


原画選び

来春の個展に向けて、どの原画を展示するか考えています。

あれもこれも、と考えながら、選んでいくのは楽しいですが、悩みます。
今までの原画展は、基本的には私が作品を選ぶことはなく、主催者さんにおまかせしていたのですが、今回は自分が1から10まで進めます。
楽しい展示となるよう、頑張ります!


人参のピラフ

私はこどもの頃、野菜嫌いで給食など食べられず、こどもながら
苦い思いをしました💦
大人になった今では、ほとんどの野菜を美味しくいただけるようになりましたが
人参や大根など、今でもすこしばかり苦手(もちろん食べられるのですが)なのです。
でも茶道の先生にときどき御馳走になる、人参ピラフはとっても美味しい!
これは人参嫌いのおこさんでも絶対OKと思います。
レシピを教えていただいたので私も作ってみました。

作り方は簡単!米2合をとぎ、分量の水より大さじ4減らし
炊飯器に入れます。
人参1本をすり下ろします。
すりおろすことで、嫌いなものの食感に敏感なこどもでも
美味しくいただけるのです。
そしてたまねぎのみじん切り4分の一個分、バター20グラム、
塩小さじ1、全て
炊飯器にいれ炊きます。
(粉末コンソメを入れても美味しいです。そのときはお塩を少し加減してください)

炊きあがりは・・・

きれいなオレンジ色!ケチャップを使ったチキンライスみたいです。

パセリと黒こしょうをふって出来上がりです。
ケチャップライスよりヘルシーです。
人参をおろしたものは、肉団子にいれても良いと思います。
こどもってどんなにこまか~く刻んでも、嫌いなものは
みつけてしまいますが(私はそうでした(;^_^A)
これならきっと大丈夫!と思います。
オムライスや、シチューと一緒に召しあがれ。

秋の茶室

先日の茶道のお軸は「和楽」でした。
先生のご結婚のお祝いに当時の恩師に書いていただいた色紙だそうです。

絵のような文字ですが、この文字は「金文」きんぶんといって、
古代中国の青銅器に彫られた書体だそうです。
「和」の偏は神の依り代になる竿を意味し、神前において誓約される
「和戦」の意味ということだそうです。
「楽」は「神楽」に用いられる「鈴」の形によるものだとか。
神前で和平の契約を交わし、お酒を酌み交わし、両手に鈴を持ち
舞い踊った古代の人々を思い浮かべてしまいました。
先生の落ち着いた声を聞くと、気持ちもなだらかになっていきます。
お花は秋明菊と矢筈薄です。まだつぼみです。
今年は我が家の庭も秋明菊がまだ咲きません。遅れている感じです。

こちらは昨年の秋の写真です。先生にいただいた、ホトトギスを
ススキと一緒に籠に入れました。
籠にお花を入れるのは、茶道では風炉の季節の10月までと決められています。
いろいろな決まりがあるのですが、茫洋としてしまう世界に
きっかり区切りをつけることは、心地よかったりします。





台風通過と老人ホーム

とても大きな災害になってしまいました・・・
被災された方々にお見舞い申し上げます。

そんな中、浸水し孤立した川越の老人ホームの入所者さんが、
全員救助された、というニュースを見てとてもほっとし、感動しました。
10数年前の浸水の経験から職員の方々が日ごろから訓練されていたということです。
それにしても120人ものお年寄りを誘導し、救助するのは本当に
大変だったことと思います。(エレベーターも使えなかったとか・・・)

母を老人ホームに預けている私も、311の地震以来、常にどうしたら良いか考えているのですが
やっぱり現場のスタッフさんに少しでも力になりたいと思っています。今回は、スタッフさんの身体を休めるところが不足していると以前に伺っていたので
家人がキャンプに使うコッド(折り畳みの簡易ベッド)とマットを台風が来る前に
持っていきました。
必要かどうかわからなかったのですが、やっぱり泊りになったスタッフさんも多く(台風の最中は泊ったほうが安全)
結果、使っていただけました!
余計なことかも・・・?と迷ったのですが、やっぱり持って行って良かったです。入所者さんをケアして下さるのは現場の方々なので、その現場の方々を小さなことでも応援することが、ひいては入所者さんのためになると私は思っています。


それにしても、この激しい気候。
せめて穏やかな絵で・・・
なんとか日々を取り戻せますように。