しばわんこ40刷!

「しばわんこの和のこころ」が40刷になりました!

先週とどいた重版見本です。
平成14年初版から17年、本当に長い間版を重ねることが出来ました。
皆様に感謝申し上げます。
17年前、敬愛する田辺聖子先生に、帯を書いていただいたときは
喜びで部屋を走り回ってしまった思い出があります。
田辺先生のお言葉はそのままの帯で、とっても嬉しいです。
「平成」から新しい元号に変るのももうすぐ。
本当に、穏やかな時代になることを願っています。
そしてそんな願いを込め、日々の生活を送りながら
絵本を作っていきたいと思っています。

茶筅雛と芥子雛

昨日は茶道のお稽古の日でした。

先生のご自宅に伺うと、床の間にはこんな設えが・・・

こちらは「茶筅雛」といって、茶道で使う茶筅に帛紗を巻いて
お雛様に見立てたものだそうです。茶道らしくて素敵です。
ちゃんと男雛の茶筅が女雛より大きいですね。
先生のご自宅では関西風の飾付けで向かって右が男雛だそうです。
関東だと逆になります。

そしてこちらは、お玄関に飾られた、小さな小さな芥子雛。
親指の半分くらいの大きさです。
江戸時代、このような小さなお雛様や玩具を作ることが盛んだったようです。
「小さく、可愛らしいもの」を愛でる文化が日本にはあるのですね。

ゆったりと、お茶とお菓子をいただき幸せでした。

老人ホームのお雛様

母がお世話になっている老人ホームでは、2月になると早々
お雛様が飾られ、目を楽しませてくれます。

こちらは吊るし雛。スタッフさんの義理のお母様のお手製だそうです。
古いお着物の端切れで作られたそうです。なんて可愛い!

こちらは入居者さんのご家族が寄付された段飾りのお雛様。華やかで美しいですね。

こちらも寄付された段飾り。丸い御顔が童児のようで可愛いですね。

そしてこちらは母の部屋のお雛様です。これは私が中学生くらいの頃、
母と一緒に木目込み人形教室に通って作ったものです。


うちには段飾りがなかったので、全部のお雛様を作って段飾りにしたいという
こどもらしい野心があったのですが、途中で挫折しました(笑)

認知症の進んだ母は、もうお雛様を見てもたぶんわからないとは思うのですが
やっぱり毎年飾ります。


最後は私の家にあるお雛様です。53年も前のものです。
ちいさいころは段飾りに憧れていましたが(お雛様ごめんなさい)
立雛も清楚で良いものですね。
女雛の冠の鳳凰が取れてしまっていたのですが
先日家人がアロンαでくっつけてくれました。きれいになって良かった!



雪童子(ゆきわらす)のおやつ

以前、「どら焼きをご一緒に」の記事でご紹介させていただいたのですが、
しばわんこシリーズを、ずっと監修していただいている、
料理家、文筆家の中野由貴さんに先日初めてお会いすることが出来ました。
(中野さんは関西、私は関東在住なのです)
宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン」という、賢治さんの物語にちなんだ食のイベントのお知らせを中野さんからいただき、中野さんがWEB連載されていた
まきまき花巻という記事がとっても美味しそうだったこともあり、会場の丸ビルにあるレストランまでわくわくでかけました。

中野さんのおっとりした語り口で、岩手の冬をテーマに
賢治さんと食のお話しは進み、リンゴの赤、人参のオレンジ、
リンドウの青、そして
深い雪の白とイメージがひろがっていきました。.

司会の方が賢治さんの童話「水仙月の四日」を朗読されると
心は雪嵐の世界へ・・

「水仙月の四日」からイメージして作られた
「雪童子のおやつ」と名付けられたスイーツをいただきました。
フォークをさすと、凍った雪のようで、少し驚きますが
口に含むとほのかな甘さとともにゆっくりまろやかに溶けていきます。
とても美味しかったです。

雪の下で育ったにんじんで「雪童子のおやつ」は作られたそうです。
淡いオレンジ色ですね。

賢治さんの透明な、怖さとやさしさのあるお話と一緒に
冷たく甘く溶けて身体にすいこまれました。

中野さんが企画に携わられた、花巻の食材を使った
宮沢賢治の童話にちなんだ特別メニューが
2月21日まで小岩井フレミナールでいただけるそうですよ。

絵本とケーキとお茶のお稽古

先週茶道のお稽古にでかけると、すてきなバースディケーキのサプライズがありました!
なんと手作りのケーキです♡1月生まれ(私)と2月生まれの方々の合同お誕生会です。ケーキはいくつになっても嬉しく、見るだけで幸せになります。

作って下さったのはお稽古でいつもご一緒の、翻訳家で英語講師の
おびかゆうこさんさんです。おびかさんはお菓子作りがとってもお上手です。
普段でもいろいろなお菓子を作って持ってきて下さいます。カステラが絶品!
こちらもカステラのケーキでバターは入っていないんですって。
なので胃にもたれずたっぷり美味しくいただけました。

おびかさんの翻訳された絵本です。
「ウルフィーは、おかしなオオカミ?」ニコラ・シニア作 ほるぷ出版

お菓子作りが大好きなオオカミの微笑ましいお話。美味しいスコーンのレシピ付き!


「はるになったら」シャーロット・ゾロトウ文、ガース・ウィリアムズ絵
「図書館にいたユニコーン」マイケル・モーパーゴ文、ゲーリー・ブライズ絵
2冊とも徳間書店 他にも洋書絵本や児童書を数多く翻訳されています。

絵本の仕事をしているおびかさんと私が、同じ茶道の社中で一緒にお稽古しているのは本当に偶然です。でも絵本の話より、お菓子やお料理の話の方が多いかも(笑)
おびかさん、これからも素敵な絵本の翻訳と美味しいお菓子作って下さいね!