垂撥を使って壁に花を

聞きなれない言葉かもしれません。「すいばち」と読みます。「すいはつ」と読むこともあるようです。茶事の後座でときどき拝見して知ったのですが、掛花入れをかける為に使用する道具です。中央に溝があり、そこに掛け釘を入れ、すべらせることによって上下自在に動かし、花器を好みの高さに設置することができるものです。小さめの掛け軸や、扇子なども飾ることが出来、床の間がなくても床の間のような雰囲気を作れます。


  • 琵琶の撥に形が似ていることからつけられた名称だそうです。


この垂撥、猫さんのいるご家庭にはちょっと重宝かもしれません。猫さんは花を飾るといたずらしてしまうことがあります。これだと高いところに飾れるので、ちょっと安心かも。しかしジャンプ力のある子には無効かもしれません・・・うちの体重9キロの猫さんには、飛びつけない高さに設定してあります。手作り家具工房さんの味わいのある杉板の作品で、ご縁がありお迎えしました。

紅白のマンリョウと、紅葉、名残りの菊です。今日はクリスマスイブですが、全く関係ない画像ばかりupし、恐縮です・・・


あやとりの好きな猫

「しばわんこと楽しく学ぼう和のせいかつ」では「むかしあそび」も少しご紹介しています。むかしあそび、といえば「あやとり」。そんなわけで、私も「むかし」にかえって「あやとり」をしていると、なんだかすりすりしてくる子が・・・・

黒猫の、のんちゃん、体重9キロ!今後ときどき出てまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします(^^♪

どら焼きをご一緒に

本日発売の新刊の冒頭には、しばわんこたちがどら焼きを作るシーンがでてきます。絵本をご覧になって、ご家族でどら焼きを作って下さったら楽しいだろうな、こどもたちも嬉しいだろうな、という思いです。

お抹茶とどら焼きはいかが?


レシピは、中野由貴さんにお願いしました。中野さんは1巻からしばわんこの監修をずっとお願いしている料理研究家&文筆家さんです。関西にお住まいの中野さんと東京の私はメールのやりとりを重ね、それぞれの自宅で二人で実際にどら焼きを何度も焼いて、あれこれ相談させていただき、それに沿って私はイラストを描き上げることが出来ました。中野さん、ありがとうございました!宮沢賢治さんを愛する中野さんは、今、こんなすてきな食の旅をされていますよ。

まきまき花巻

まん丸じゃなくても可愛い!


しばわんこのお道具あれこれ


絵本の中には、私の家にあるものが多く登場します

まずは、古布で作ったお手玉です。

しばわんは針仕事が得意、ということですので私も自作してみました。

頑張りました。

銘仙や縮緬の古布はとてもきれいです。

同じく古布で作ったはたきです。これは布を裂いて束ねるだけなので簡単です(笑)

こちらは、1巻からよく登場する火鉢です。実家から持ってきたものです。

ときどきこんなお道具をご紹介しますね。