あけましておめでとうございます

新年おめでとうございます。
昨年は私にとって、try!の年でしたが
今年はきっと、もっとたくさんのtry!が待っているような気がします。
でも気持ちは「頑張る!」というよりも、広く楽しんでいろんなことを
してみようと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

そして、MOE2月号、「しばわんこの和のおもてなし」が季節連載です。
連載といっても四季のお話なので、ちょっと間があきますが、
12か月分、しっかり練って、1冊のおもてなし絵本にできたらなあ、と思っています。
今月は葉っぱをっ使ったおもてなしです。

葉蘭という植物をおせち料理に敷いています。
カップにしたものは、きんとんや、田作りを入れて。
ちなみにお料理は一部作り、あとは購入いたしました💦
でも、ご家族の人数がすくなければ、少ないお節をお重に詰めなくても
こんなふうに盛り付ければお節料理感が出ると思います♡

これが葉蘭です。我が家は地植えですが、鉢植えでもOKです。
虫もつかず、本当に手入れはほぼいりません。

お弁当に入っているプラスティックの仕切りはもともとこの葉蘭の葉を
切ったものなんですよ。包丁で切ってみました。ちょっとおおざっぱ(笑)

こんなふうに折るとカップになります。
作り方はMOEをごらんくださいね(^▽^)/

次回のMOEでは茶花のことを描きます!

年内にしばわんこ

2019年ぎりぎりに、しばわんこが、MOE誌に掲載されました!
お正月編です。茶道の初釜の床の間の飾りかたや、
生の葉を使ったお節料理の盛り付けの工夫などを描かせていただきました。
初釜の結び柳のしつらいは、毎年拝見するたびに、「ああ、また初釜に出席できた!」と、なんともいえない、清々しい気持ちになるので、是非ご紹介したかったのです。1年前初釜の記事をアップしましたが、しばわんこでも初釜をご紹介できたのは
とっても嬉しいことでした。

昨日28日発売のMOE誌です。

今回は久しぶりに登場の「人間」のみなさんも。
みけにゃんが「あ!」と言っています。

そしていよいよ来年春は個展です!DMも出来上がってきました。
しばわんこの原画とジークレー、他色々な作品を展示いたします。
お近くの方は是非いらしてくださいね。
さて、ホームページを始めて1年過ぎました。インスタも最近始めました。
こんなに長く仕事をやってきたのに
この方面に疎く、苦手意識があったり、長い介護もあったりで、
今まで何もしてこなかったのですが
思い切ってやってみたら、とっても楽しかった!ということでした。
個展も自分で企画するのも初めてです。
そういうわけで2019年はtry!の年でした。
私もあと3年ほどで還暦になってしまうのですが💦
もう少しtry!していこうと思いますので、
よろしくお願いいたします!
それでは皆様、どうぞ良いお年を・・・

飯後の茶事

冬至前日、社中において飯後の茶事が開かれました。
飯後の茶事というのは、お客様が食事を済ませてからおこなわれる
茶事のことで、懐石料理ではなく、簡略化した食事に
菓子と濃茶、薄茶をお出しする茶事です。
今回私はもてなす側(亭主側)でしたのでお茶事が始まる
2時間前にきて、準備を手伝いました。

今回は先生のアイデアで、通常主菓子に使う縁高に軽い食事を盛り付け
お弁当のようにいただく趣向にしました。
先生が盛り付けていらっしゃいます。

ご飯は鍋で炊いたものをひょうたん型に抜き、柚子をくり抜いた柚子釜に
さわら、なめこ、ほうれん草を蒸したものを。出し巻卵に合鴨ロース
そして菊のように飾切りした蕪。きれいです!全て先生が作られました。
出し巻卵は翻訳家のおびかゆうこさんが上手に焼いてくれました。
先生の盛り付け指示にしたがって縁高に詰めていきます。
お客様が蓋をあけると「わあ」という歓声が聞こえました。

今回、おびかさんは、なんと干菓子も手作り!
何度も茶事の前に試作品を作り、本番はこんなすてきな干菓子を持ってきてくださいました。ありがとうございました!

そして、今回のお茶事の秘密兵器?は
江戸文化研究家の森山暁子さんの3歳のぼうやのお茶事初舞台!
お母さんに付き添われながら、落っことさないようお菓子を運び
お客様にお出しして、おじぎもきちんとしてくれました!
その可愛い姿に社中一同思わず頬が緩んでしまいます。

この12月、同じ社中でご一緒に学ばせていただいた、大切な方が旅立たれ、
社中は悲しみと寂しさに包まれました。けれどそのあとのお茶事に
元気な生命力の塊であるこどもさんが、私たちにパワーを与えてくれました。
旅立たれたMさんのご冥福と今までの楽しい思い出、一緒に学ばせていただいた
幸福に感謝いたします。
今年最後のお茶事でした。来年の初釜までしばらく茶道はお休みです。

2019年冬のバラさん

今年は1年間、天候が荒れてバラさんにとっても過酷な年でした。
やはり昨年に比べると、花も減り、病気もたくさん出てしまいました。
が、それでも頑張って1年咲いてくれたことに感謝です。
中でも、アンブリッジローズ!
すっかり復活して、この秋、冬もちゃんときれいに咲いてくれました。

 

アンブリッジローズ 真夏は花弁がぐっと少なかったけど
冬はこんなに重なります。

ジュードジオブスキュアーです。甘酸っぱいフルーツのような香り。
大好きなバラさん。1輪部屋にあるだけで、室内は甘い香りで幸せな気持ちに。

マドモアゼルフランチェスカ・クリューガー
カスタードクリームにアプリコットがさします。
こちらは11月の画像です。クラシカルできれいです。咲き進むと
花弁が多くクシュクシュになり、それも可愛いです。

ガブリエルです。
グレーがかった薄紫から白のグラデーション。
こちらも11月の画像。

コーネリア 寒くなると、色がぐっと深まります。


今年見納めのバラさんたちでした。

竹の花入れ

庭の菊がたくさん咲きました。

竹の花入れに入れてみました。


もう少し、花数を減らしたほうが良かったかな・・・と思います。
オタフクナンテンは、あんまり普通は入れない植物と思うのですが
なにかきれいに見えたので照葉を1枚だけ。
花の入れ方は今一つですが、竹の花入れは、やっぱり趣があって
良いなあ、と思います。
 

新作のしばわんこでは、日々の庭の植物のこと、茶道のお稽古を通じ
すてきだな、と気付いたことなどを
「12か月のおもてなし」の絵本にして
楽しくお届け出来たらな、と思って描いています。
本当いうと
現実の私は、さっぱり「もてなし上手」ではないのですが、
そこは本の中で、しばわんこたちにお願いしようと思っています。