アンブリッジローズ復活

アンブリッジローズちゃんの続きです。
大雨で株元が裂けてしまい、接木テープでぐるぐる巻きにして
株をくっつけたアンブリージローズ。
5月の22日のことでしたが、あれからどんどん枝が出て葉が茂り
蕾も立ってきました。開花させると株を弱らせるので蕾は次々出ても
摘み取ってきたのですが、ひとつ、摘み取り忘れ・・・

それがあんまりきれいなので、そのままにすることにしました。

少し花弁の数が少ないですね。夏はこのように少なくなることが多いと思います。

今朝、開花しました!少し頼りなげですが、あの状態からここまで持ち直してくれて嬉しいです。
しかし、あれからネットで検索すると、バラにもやはり寿命というものがあり、
新苗から10年くらいで株が弱るようです。(原種はもっと強いようですね)
この子は12年。やっぱり労わってあげないといけないので、これからは花を満開にさせず、控えめに咲かせてあげようと思います。
シニアな私は自己投影(笑)お互いぼちぼちやっていこうね。

茶箱の点前

昨日は茶道のお稽古でした。

七夕に近いので、「天心」の色紙です。天心とは天帝(中国における最高の天上の神)の心、ということだそうです。牽牛と織女は自分たちのなすべき仕事を
おろそかにしたことで、天帝の怒りを買ってしまったのでした💦

お花はヒメヒオウギズイセンとギボウシ、先生のお庭に群生しているお花だそうです。
ヒオウギの炎のような朱色が美しいです。名前はスイセンとついていますが
調べると「アヤメ科」そして、ギボウシはユリ科です。淡い藤色ですね。
炎と水のような組み合わせが美しいと思いました。

こちらは茶箱の「月」のお稽古をしている私です。
7月に入ったので薄物(絹紅梅)の着物を着ました。

いつもはお点前中は、写真を撮ることはめったにないのですが、
お稽古でご一緒の翻訳家のおびかゆうこさんが、今回
写真を撮って下さいました。ありがとうございます!


お道具を仕込んだ箱を運び、点前中次々と箱からお道具を取りだしお茶を点てます。
釜は使わず、鉄瓶でお茶を点てます。お道具は小さな箱に全部入るように
全て小さい作りで、とても可愛いです。
お茶が点て終わると、お道具を最初のように次々と箱の中にしまっていくのですが、それがなにか気持ちよく、達成感がある楽しいお点前です。
茶箱があると、持ち運べるのでいろんな場所でお茶を点てることが出来ますね。

青梅シロップ煮


6月も今日で終わりですね。収穫した青梅のシロップ煮を
先日やっと作りました。

収穫したばかりの青梅です。
洗ってヘタをくしでとり、冷凍しました。
冷凍しておくと、アク抜きしなくて済むんですって。
6月はちょっとばててしまって、しばらく冷凍したままにしておきました。

今回、はじめて炊飯器でシロップ煮を作ってみました。
凍ったままの青梅と砂糖、ひたひたのお水を炊飯器に入れ一晩保温
(炊飯ボタンではなく保温ボタンを押します)にします。
ふっくらのシロップ煮ができあがりました!簡単でした~
お砂糖は青梅と同量くらいでしょうか。
保温時間は12時間くらいにしてみました。
そして念のため、鍋に移し替え、皮がやぶけないよう気を付けて
数分沸騰させました。

出来上がったシロップをお水で割ったり、炭酸や焼酎割りに。
青梅の実はヨーグルトにいれても美味しかったですよ。
夏バテにはクエン酸ですね!

いずれあやめかかきつばた

6月も後半です。
今日は降ってきそうで降ってこない曇り空です。

先日地元の公園の「しょうぶ・あじさい祭り」を見に行きました。
「祭り」といっても幟が立っているだけで、平日の夕方、人出も少ないので
のんびりできました。
しばわんこたちのようにお舟に乗って、というわけにはいきませんでしたが、
とりどりの色鮮やかな花々が美しく、うっとり。

あやめ、燕子花(かきつばた)、花菖蒲の違い、割と難しいですね。
5月の丹後の節句に、軒先に飾ったり、菖蒲湯としてお風呂にいれたりする
薬草の菖蒲は、サトイモ科の菖蒲です。
花は地味で目立ちませんが、香りがとても強く薬効があります。
そして今ごろきれいに咲くのはアヤメ科の「花菖蒲」で種類が全く
違うのだそうです。なので、菖蒲と花菖蒲の違いはよくわかるのですが、
「花菖蒲」と「燕子花」と「あやめ」の区別を説明するのはなかなか難しいです。
「あやめ」は乾いた場所に咲きます。
「花菖蒲」と「燕子花」は湿地に咲きます。
しかし「花菖蒲」と「燕子花」もアヤメ科アヤメ属なので総称として
3つを「あやめ」と呼んだりするのでややこしくなります。
「燕子花」は主に色が紫で、前面に垂れ下がった花弁に主に白い斑があるのが
特徴だそうです。
「花菖蒲」は種類、色がとても豊富で、花びらに黄色の斑紋があるそうです。
なので画像は「花菖蒲」と思われます💦
言葉で書くとすごくややこしいのですが、お花をずっとみていると、
種類がわかってきますよ。私は華やかなのが花菖蒲、すっきり凛としているのが
燕子花となんとなく感じています。



花菖蒲は水辺に舞い降りた鳥のようにも見えます。




日ごと深まっていく木々の緑・・・



アンブリッジローズその後

5月の大雨と風で、長年連れ添ってきたバラさん、アンブリッジローズの
株元が裂けてしまい、応急手当したことを先月アップしました。


裂けた茎を接木テープでぐるぐる巻きにし、支柱で固定した画像です。
5月の22日の記事です。
果たしてくっつくでしょうか?


1週間ほどたつと、新芽がでてきました!生きています!

3週間ほどたった今日の写真です。柔らかい枝が伸びたちまち葉が茂り小さな蕾もつきました。

良かった!バラは意外に強いです!
せっかくの蕾ですが、株を消耗させないよう咲かせず摘み取ります。
ちょっと残念ですが・・・

挿し木は、残念ながら失敗してしまったので、なんとかこの12年ものの株、
これから迎える猛暑も乗り切ってほしいです。
頑張れ、アンブリッジローズ!見守っているよ。